平成28年2月イベント「源氏物語の魅力Ⅴ」

源氏物語の魅力 宇治十帖

国宝源氏物語絵巻による貴族文化の解説Ⅴ

平成27年5月講座風景

 

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源氏物語の魅力

平安時代末期に宮廷画家によりつくられた”源氏物語絵巻”

源氏物語を題材にした絵巻物であり、

本来54帖全体について作成されたと考えられていますが、

現在残っているのは一部分のみです。

光源氏、紫の上 亡き後の世界も尽きることのない魅力が満ち溢れています。

源氏物語 宇治十帖を語り、現存する最後の五図「宿木一、二、三」

「東屋一、二」の原画と復元模写絵を対比して、宮廷文化や貴族の生活、

人情を読み解きます。

 

 

原画 復元画
宿木一 宿木一
宿木一(3)線入り  宿木一(2)線入り
宿木ニ 宿木ニ
 宿木二(3)線入り 宿木二(2)線入り

 

宿木二(やどりぎ二):
匂宮は六の君をめとることにする。
中君はこれを知って悲しむ。
中君のおなかには、匂宮のこどもが宿っていたのである。
匂宮も中君をいとおしくおもいつつ、
六の君の美しさに心を奪われていく。

 

宿木三 宿木三
宿木三(3)線入り 宿木三(2)線入り
東屋一 東屋一
東屋一(3)線入り
東屋一(2)線入り
東屋二 東屋二
東屋二(3)線入り
東屋二(2)線入り

出典:「よみがえる源氏物語絵巻ー全巻復元に挑むー」

(NHK名古屋「よみがえる源氏物語絵巻」取材班・日本放送協会)による

 

絵図中にみられる神殿造りの建物の様式を
今に伝える唯一の遺構があることに注目したい。
それはユネスコ世界遺産にも登録されている「国宝・宇治上神社」である。
現存する本殿は平安時代後期、拝殿は鎌倉時代前期の建物である。

 

現在我々の用いている紙は、九百年の長い歳月にとうてい持ち堪えられないが、
源氏絵の原画は、九百年の長い歳月にも耐えて現存している。
その不思議な紙の原料についても説明します。

 

今回、北村英子先生の解説では、”国宝源氏物語絵巻”の複製を用いて

雅の世界を解説していただきます。

当日、北村英子先生 私蔵の資料を展示致します。

 

実施日  平成28年2月7日(日) 午後 13:30~15:30
講師  大阪樟蔭女子大学 名誉教授 文学博士 北村 英子
募集人員  60名
参加費  ¥600(資料代含む)
持参  筆記用具
締切  2月4日(木)

 

北村 英子 (きたむら ひでこ)

略歴

関西大学大学院 修士課程

関西大学大学院 博士課程(文学博士乙号)

(現在)大阪樟蔭女子大学 文学博士 名誉教授

(近刊書、主なもの)

・『文脈語彙の研究―平安時代を中心に』(2011年3月刊)(和泉書院)

・『源氏物語の展望』(第5輯)(2009年4月月刊)(三弥井書店)

(『源氏物語』にみる「あやなし」と「あいなし」を執筆)

・『源氏物語の展望』(第9輯)(2011年4月刊)(三弥井書店)

(『源氏物語』における「いまめく」と「いまめかし」を執筆)

・その他

『古代中世文学論考』(第8集)(第11集)(第13集)(第15集)等々

 

お問い合わせは会館へ

連絡先

TEL 06-6699-1100

FAX 06-6697-8080


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