源氏物語の魅力
国宝源氏物語絵巻による貴族文化の解説
源氏物語の魅力
平安時代末期に宮廷画家によりつくられた”源氏物語絵巻”は
源氏物語を題材にした絵巻物であり、
本来54帖全体について作成されたと考えられていますが、
現在残っているのは一部分のみです。
35帖・36帖の「柏木一」・「柏木二」・「柏木三」・「横笛」 この四図について
原画と復元画を対比させながら
雅の世界、物語の楽しさ、日本文化のなりたちについて解説します。
原画 | 複製 |
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また源氏物語を題材にした絵巻物は複数ありますが、
その中で最も古く、最も有名で国宝に指定されている為
”国宝源氏物語絵巻”と呼ばれています。
今回、文学博士 北村英子先生の解説では、”国宝源氏物語絵巻”の複製を用いて
雅の世界を解説していただきます。
当日、北村英子先生 私蔵の資料を展示致します。
年2回の講座を予定しています
時 | 平成26年1月19日(日) 午前10:00~12:00 |
講師 | 大阪樟蔭女子大学 名誉教授 文学博士 北村 英子 |
募集人員 | 70名(先着順) |
参加費 | ¥600(教材) |
持参 | 筆記用具、ノート |
締切 | 1月16日(水) |
北村 英子 (きたむら ひでこ)
略歴
関西大学大学院 修士課程
関西大学大学院 博士課程(文学博士乙号)
(現在)大阪樟蔭女子大学 文学博士 名誉教授
(近刊書、主なもの)
・『文脈語彙の研究―平安時代を中心に』(2011年3月刊)(和泉書院)
・『源氏物語の展望』(第5輯)(2009年4月月刊)(三弥井書店)
(『源氏物語』にみる「あやなし」と「あいなし」を執筆)
・『源氏物語の展望』(第9輯)(2011年4月刊)(三弥井書店)
(『源氏物語』における「いまめく」と「いまめかし」を執筆)
・その他
『古代中世文学論考』(第8集)(第11集)(第13集)(第15集)等々